住宅ローン金利比較表【2019年6月】


・単位は%、金利は各銀行の住宅ローン金利表を元に作成しています。

・前月の住宅ローン金利と比較をして上がったものは赤字に、下がったものは青字に、変わらないものは黒字にしています。



【今月のコメント】

変動金利は据え置き、長期固定金利は若干の下落となりました。

 

長い沈黙を破り動き出した感のある長期金利ですが、果たしてこのまま下限である-0.2%に向かうのか、一転して新たな上限である+0.2%に向かうのか注目です。

世界の金利環境を理解した上で、具体的に三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の大手銀行=メガバンクの6月の住宅ローン金利をチェックするとこのような結果となっています。

・変動金利 : 据え置き
・10年固定金利 : 据え置き
・20年固定金利 : -0.05%引き下げ~据え置き
・30年固定金利 : -0.05%引き下げ-0.01%引き下げ

長期金利はこの1ヶ月でわずかに下落しましたが、メガバンクの金利は「据え置きもしくは若干の低下」と言うことですね。やはりこうして見ると、今まで考えられなかったような、極めて魅力的な金利水準です。今後、多少上がるかもしれないとしても、長期金利も住宅ローン金利も「史上最低水準」であるのは間違いありません。着実に超低金利のメリットを享受いただければと思います。(2019年6月3日)